報知杯フィリーズレビュー 2014 予想

取捨に迷う馬が揃った感がある。
馬券を買うという点では、ここは様子見のほうがええレースちゃうかな。


ホウライアキコの取捨が難しい。
ヨハネスブルグ産駒は昨年半年で23勝をあげたのに、今年はまだ4勝。
すっかり夏場のヨハネスブルグ旋風が止まってしまっている。
どえらい早熟の可能性がある。

去年のレースぶりからかなり完成度の高い馬やと思うし、
3歳春の1400mならまだまだトップクラスでやっていけると思うが……「流れ」に乗ってない感じがする。本命にはでけへんな。
怖い感じはするけど、いっそのことスッキリ、バッサリ消そうと思う。


本命は◎ベルカント。
小倉2歳Sはレベルの高い2強の争いやった。
スピードはあるし、レースセンスみたいなものがすごくええ馬な感じがするし、父バクシンオーならばホウライアキコよりも成長できそうに思う。
それに朝日杯に続いて最内枠とクジ運も強い。角田調教師も運が強い感じのする人なので、その力に期待したい。

ただこっちも早熟だった可能性もありそうなので、半信半疑でみたい。


前走の内容から○ホッコーサラスターの追い込みは評価できる。
走破タイムもええし、メイショウマンボの飯田(息子)厩舎なのもええ感じがする。御祝儀勝ちあるとみる。
ただこっちはヨハネスブルグ産駒やねんなあ。
ホウライアキコはヨハネスブルグやからって切って、こっちを買うのも変な話やと自分でも思う。
まあヨハネスブルグ産駒は勢いがあるうちは勝っとくのが吉やと思うので、これを2番手評価に。



単穴は▲ダンスアミーガ。
これもサクラバクシンオー産駒。
新馬は逃げて圧勝して、以降は差す競馬をさせている。
そして4戦目にM・デムーロ投入。
これは社台サンの計算どおりの勝負やろ。いかにも2着あたりにしっかりきそう。


バクシンオーvsヨハネスブルグの闘いやな。



ヤマノフェアリーは3着に9馬身をつけた新馬戦が魅力たっぷり。
将来的には血統や厩舎からみても、牝馬のトップクラスになると思う。
せやけど、今回はどやろ。
前走の10キロ馬体減らして雪解け馬場でのレースはダメージが大きいんちゃうかな。
まだまだ完成度が低いので、ここは負けでええ。お姉ちゃんと一緒でオークス狙いがええと思う。


△アドマイヤビジンはメンバーの次走がいい紅梅Sの勝ち馬。
紅梅Sはタイムは遅いがレベルの高いレースやったとみる。
せやけど、今回は大外枠やし、アドバイヤビジンはなんかもひとつスピード感がないねんなあ。
いちおう2着候補で抑えるけど。


むしろ☆エスメラルディーナのほうがおもろいかな。
今年の3歳戦がえらく調子がいい斎藤誠厩舎。
クリスマス、ヌーヴォレコルトに続いて3頭目の桜花賞出走馬が出てくるかもしれん。
そういう「流れ」を重視する。3着候補で。


◎ベルカントと○ホッコーサラスターを1着候補。
◎、○、▲ダンスアミーガ、△アドマイヤビジンを2着候補。
馬単6点。
さらに☆エスメラルディーナを3着付けで、3連単を6点。