ファンディーナ、一段と惚れる──スプリングS フラワーC 2017 感想
ファンディーナ、また魅せてくれた。
これは強い。
過去2回よりさらにパワーアップしていた。
順調に成長してくれているのが嬉しい。
今回は何事もなく2番手につけると、4コーナーで持ったまま先頭に、騎手の岩田が何度も何度も後ろを振り返る余裕で、追うことなく5馬身差圧勝。
後ろの馬は必死で追っているのに、どんどんファンディーナと差が開いていく。
確かにメンバーはヘボいが、いちおうは重賞。
いやあ、魅せてくれる。
スターやわ。
ファンディーナ、最高。
ファンディーナは過去2走も文句なく素晴らしいレースやったけど、もともとの潜在能力の高さに、安定感が出てきた。
荒々しさのあった過去2走と異なり、文句なしの横綱相撲をみせてくれた。
満足。
いやあ桜花賞、楽しみやわ。
桜花賞は本命アドマイヤミヤビの予定やったけど、こんなスターが出てきたら、本当に迷うで。
ファンディーナは皐月賞のほうがほんまええんちゃうか。
あの感じやったら、マイルより2000mのほうがええと思う。
この馬がノーザンファームの子やったら、確実に皐月賞に出されていたと思う。
スプリングSは▲◎であっさり馬連的中!!
サトノアレスも、ウインブライトも、アウトライアーズも、プラチナヴォイスも、トリコロールブルーも、ほぼ似たような能力の馬で、騎手の位置取りの差で順位が決まったようにみえる。
どの馬も500万下ならあっさり勝てる能力の馬たち。
逆に言えば、ちょっと強い程度の馬たち。
通年ならこの程度の馬やと皐月賞やダービーで勝ち抜けないんやけど、今年のクラシックは、似たような、500万下をあっさり勝てる程度の馬しか出てこんからな。スプリングS上位組でも案外と勝負になるかもしれん。